ブレーカーがひんぱんに落ちる(切れる)のは、そのブレーカーの容量を超える電気が流れるためで、自動的に電気を止めることによって事故を未然に防いでいます。
(屋内配線の詳細についてはこちらをご覧ください。)
関連QA:屋内配線のしくみって、どうなっているのですか?
使用する電気機器に対してブレーカーの容量が小さいということですから、対策としては次の2つが考えられます。
(1)大きな容量の機器を同時に使用しない。
同時に使用する機器を減らしてブレーカーの容量内にしていただけば、使用上問題はありません。
(2)ブレーカー、屋内配線の容量を大きくする
ブレーカー等を容量の大きなものに取り替えていただけば、機器の容量などを気にせずに使っていただけます。また、エアコンや電子レンジ、衣類乾燥機などの消費電力が大きいものは、専用の配線にしていただくと安心です。
なお、従量電灯Bや低圧電力などのお客さまで、主開閉器契約の場合、変更後のブレーカー容量にもとづいて契約容量・契約電力を算定する必要がありますので、ブレーカー容量を変更される際は、電気工事店を通じて当社へお申し込みください。
・工事の申し込みはどうしたらいいの?
ブレーカーなどの屋内配線はお客さまの設備ですので、お近くの電気工事店へ工事のお申し込みをしていただきますようお願いします。また、工事費はお客さまのご負担となりますので、工事の内容や費用等についても、電気工事店にご相談ください。
・これからは、200ボルト配線をおすすめします!
屋内配線工事をされる際には、従来の100ボルト配線に加えて、200ボルト配線をされることをおすすめします。火力が強くお料理のレパートリーが広がるクッキングヒーターなど、より快適な暮らしを実現する200ボルト機器をお使いになれます。お客さまの工事は、分電盤からコンセントまでの簡単な屋内配線工事でOK。電気料金も100ボルトの場合と変わりません。
なお、ご不明な点がございましたら、最寄りの当社セールスセンターの「お問い合わせフリーダイヤル」へご連絡ください。